セックスが気持ち悪い?エッチを気持ち悪いと感じる原因&対処法を紹介
「セックスが気持ち悪い」「セックスをしたくない」など、セックスに対して嫌悪感や抵抗感を感じることはおかしなことなのでしょうか。
本記事では、エッチが気持ち悪いと感じる原因を徹底解説した上で、気持ちいいセックスができるようになるための対処法を紹介していきます。
セックスが気持ち悪いと思うのはヘン?
「セックスが気持ち悪い」と思うことを、変だと感じることはありません。セックスが好きな人や気持ち良いと感じる人もいれば、セックスが嫌いな人や気持ち悪いと感じる人もいます。セックスは強制的に行うものでも、義務的な行為でもありません。
まず始めにセックスをしたくない女性の傾向についてを取り上げます。続いて、セックスを「したくない」という気持ちと、「気持ち悪い」と思うことの違いについて解説していきましょう。
セックスしたくない女性は意外と多い
近年、セックスをしたくない、セックスが気持ち悪いと思う女性や男性は増加傾向にあります。好きな相手とのセックスを気持ち悪いと感じる人は意外と多いと言えます。
恋人や配偶者のことは愛してはいるけれど、常にセックスをしたくないと感じている人もいれば、日によってセックスをしたい時としたくない時があるなど気持ちが変わる人もいます。このようにセックスに対して多少の嫌悪感や抵抗感を抱くことがあり、セックスをしない男女関係も存在します。
「したくない」と「気持ち悪い」の違い
セックスを「したくない」と「気持ち悪い」という気持ちは、全く異なります。セックスを「したくない」というのは、一時期の感情や状態によって生じる気持ちです。例えば、疲れが溜まっているからしたくないとか、相手のことが好きではなくなったからしたくない、といったようなことが当てはまります。
そのため、身体のコンディションが改善されたり、相手が変わればしたくないという気持ちはなくなります。一方、セックスが「気持ち悪い」というのは、生理的に生じる気持ちです。俗に言う、「生理的に無理」といったことがこれに当てはまります。セックス自体に拒絶反応を示すため、相手が誰であろうと、どんな状態であろうともしたくありません。
セックスしたくない女性の本音
セックスをしたくないという気持ちと、気持ち悪いということには違いがあるということを説明しましたが、なぜセックスに対して「したくない」、「気持ち悪い」という感情が沸くのでしょうか。ここからは、セックスをしたくない女性の本音に迫っていきます。
本音①めんどくさい・疲れている
1つ目の本音として、セックスがめんどくさい、または疲れているからセックスをする気持ちにはなれないという思いが挙げられます。日頃の家事育児や仕事による疲れを感じている時は、身体もだるくセックスを求められても面倒でしかありません。翌日も仕事があると、疲れをとるためにしっかり睡眠をとって体を休ませたいと思っています。
心身ともに優れない時に相手が求めてくることにストレスを感じ、さらに相手の要求を断ることにも罪悪感やストレスを感じます。そのため、セックスはめんどくさいと思ってしまうのです。
本音②自分の時間を優先させたい
2つ目の本音は、自分の時間を優性させたいと思っているということです。セックスをしたくない女性には、恋人や旦那とのセックスよりも、仕事や趣味など自分の時間を優先させたいと思っている人が少なくありません。特に、子どものいる女性にとって自分の時間は限られたものです。その時間を自分のために有意義に使いたいと思っています。
そのため、自分のために使える貴重な時間にセックスを求められても、それに応える気持ちにはなれません。むしろ邪魔されたくないと思っています。
本音③セックスしなくても愛情がある
3つ目の本音は、セックスをしなくても相手への愛情があるということです。セックスをしたくないという女性は、誰しもが相手の男性への気持ちが冷めたという理由から、セックスを断っているわけではありません。彼女たちは、セックスが愛情を表現する、または確認し合う唯一の手段とは考えていません。
セックス以外でも愛情を感じることができたり、恋人関係や夫婦関係を深めることができると思っています。そのため、好きな相手からセックスを求められても、気分が乗らない時や、する必要性を感じられない時には断ることもあります。
本音④セックスが気持ちよく感じられない
4つ目の本音は、セックスが気持ちよく感じられないということです。そもそもセックスをしても気持ち良いと感じたことがない場合や痛い思いしかしたことがない場合は、そのような経験を繰り返したいとは思いません。
セックスを気持ち良いと感じることができる場合は何度でもしたいという思いは高まりますが、そうでない場合はしたくないという気持ちが勝るものです。
エッチが気持ち悪いと感じる原因
なぜ、特定の女性はセックスに対して「気持ち悪い」と思ってしまうのでしょうか。次は、エッチが気持ち悪いと感じる原因について探っていきましょう。
原因①セックスに対するトラウマ
1つ目の原因は、セックスに対してトラウマを抱えているということです。最初のセックス、もしくは最後にしたセックスで痛い思いや辛い思いをしたことから、セックスに悪い印象を持つようになってしまいます。その結果、二度とあのような経験をしたくないという拒絶反応から、エッチは気持ち悪いという思いを抱くようになってしまいます。
一度トラウマになってしまったことを解消することは難しく、セックスへの嫌悪感を拭い去ることは容易なことではありません。むしろ、時間が経てば他のトラウマと同様、改善しにくくセックスを気持ち悪いと感じる思いも強固なものになってしまうのです。
原因②極度の潔癖症
2つ目の原因として、極度の潔癖症だということが挙げられます。潔癖症の人にとって、セックスは清潔な行為とはほど遠く感じるものです。お互いが裸になり汗や唾液、また体内の分泌液などが混ざり合うため、潔癖症の人には気持ち悪い行為としか思えません。
愛する相手を受け入れたいという思いはあるものの、潔癖症であるがゆえに気持ち悪いという思いが勝ってしまい、エッチをすることに抵抗感を持ってしまいます。
原因③そもそも相手が好きではない
3つ目の原因は、そもそも相手が好きではないということです。好きでもない相手とのセックスは苦痛を感じ、決して気持ちの良いものではありません。セックスは身体だけでなく、心のつながりも大切な要素となります。そのため、好意を寄せることのできない相手とのセックスは、ただただ気持ち悪い行為でしかありません。
原因④家庭内での性教育
セックスを気持ち悪いと感じる4つ目の原因は、家庭内での性教育が考えられます。両親の性に対する考え方が子どもに多大な影響を与えることもあります。
親が子どもに「セックスは不潔だ」とか、「セックスは、いかがわしい行為だ」といった悪いイメージや嫌悪感を植え付けることで、その子どもは大人になってもセックスとは気持ち悪いものだという思いを強く持ったままであることが多いです。そのため、好意を抱いている相手とのセックスさえも拒絶してしまいます。
エッチが気持ち悪いと感じる人の対処法
それでは、エッチが気持ち悪いと感じている場合、どうすれば改善することができるのでしょうか。恋人や配偶者のいる人の場合、何かしらの事情があることを知っている場合は別として、エッチをしない状態が続くと関係が悪化してしまうこともあります。ここからは、エッチが気持ち悪いと感じる人の対処法を紹介します。
対処法①気持ちいいセックスを目指す
1つ目の対処法は、気持ちのいいセックスを目指すということです。そもそも、セックスが気持ちいいと感じることができなかったり、セックスにトラウマを持っていたりすることがセックスが気持ち悪いと感じる原因です。しかし、気持ちのいいセックスを経験することで、セックスへの嫌悪感を拭い去ることができます。
気持ちいいセックスを目指すには相手との体の相性や相手の協力も必要ですが、自分一人でもできることがあります。例えば、日頃から自慰行為をしてセックスをすることに心身ともに慣れさせるようにします。またセックス時には自分がリードして好きな体位やペースで進めていくなど、徐々にセックスへの抵抗感をなくしていくと良いでしょう。
対処法②セックスへのイメージを変える
2つ目の対処法は、セックスへのイメージを変えることです。セックスを気持ち悪いと感じる人はセックスに対して恥ずかしい、汚い、怖いなど悪いイメージを抱きがちです。しかし、こうした悪いイメージを徐々に拭い去ることによって、セックスへのイメージや印象は好転していきます。
セックスに対して良いイメージを持つための対処として、例えば、セックスで幸せな思いをした経験者の話やポジティブな情報を収集し、新たに良いイメージを上書きしていくと良いでしょう。
対処法③スキンシップを増やして心を開く
3つ目の対処法は、恋人や配偶者とのスキンシップを増やして心を開くということです。セックスに対する気持ち悪さを払拭するためにも、日頃から相手とのスキンシップを増やし、身体が触れ合うことへの抵抗感をなくしていきましょう。
具体的な対処としては、手をつないだり、腕や肩などに触れることから始め、ハグやキス、一緒に添い寝をするなど徐々にスキンシップを増やしていきます。相手と触れ合うことに安心感を覚え、抵抗感がなくなればセックスに挑戦してみるといったかたちで、段階を踏んでスキンシップを深めていくようにしましょう。
対処法④気持ち悪いと思っていることを話してみる
4つ目の対処法は、気持ち悪いと思っていることを相手に話してみるということです。セックスに対して自分が抱いている気持ちを素直に打ち明けてみるのも一つの対処となります。相手に話さず、自分一人が我慢していても問題は一向に解決しません。むしろ、相手に不安な思いや不信感を抱かせて、関係が悪化するだけです。
思い切って、セックスが気持ち悪いと思っていることを話してみましょう。もし、その気持ちの悪さの原因が相手にあるのであれば、それを直してもらうよう言うべきです。あなたを本当に思っている人であれば、気持ち良くセックスし合えるよう改善してくれるはずです。
そのためにも、日頃からコミュニケーションを十分にとるようにして、言いたいことが言い合える仲になっておきましょう。そうすることで、本心も伝えやすく、お互いに感情的にならず問題と向き合うことができます。
対処法⑤無理にセックスをしない
5つ目の対処法は、無理にセックスをしないということです。エッチが気持ち悪くて仕方のない状態で、セックスをしてもさらに嫌悪感が増すなど良いことは一つもありません。したくないのであれば、無理にする必要はありません。
相手が愛する恋人や配偶者であっても、したくない時は断って良いのです。セックスはお互いの同意の上で成り立っているもので、気持ちが通い合っているからこそ気持ちの良いものです。セックスは、どちらかが我慢を強いられて行う行為ではありません。
どうしてもセックスが気持ち悪く、したくないという意思が強いのであれば、セックスをしない関係性を築くのも一つです。相手がそれに同意してくれるのであれば、プラトニックな関係も良いのではないでしょうか。
エッチが気持ち悪いと感じる女性必見!セックスのメリットを紹介
最後に、エッチが気持ち悪いからしたくないと思っている女性にセックスのメリットを紹介しておきます。
①子供を残せる
1つ目のメリットは、セックスをすることで子どもを残すことができるということです。セックスは、快楽や楽しみを味わうことだけが目的ではありません。本来の目的は、後世に子孫を残すことです。セックスをしなければ、その目的は叶えられず、人間は絶滅してしまいます。
少し壮大な話になってしまいましたが、これが事実です。繁殖する機会を得て、少しでも多くの種族を残していくことは大切なことです。
②好きな人との愛情確認ができる
2つ目のメリットは、セックスをすることは好きな人との愛情確認ができるということです。セックスは恋人同士や夫婦間において愛情表現の一つであり、互いの愛情を確認し合える手段と言えます。もちろん、セックスをしなくとも互いの愛を感じることができることもあります。
しかし、セックスは二人の距離が最も近づくものであり、心と身体が直接的に交わり合う唯一の行為と言えます。セックスは、手をつないだり、ハグやキスなど互いに触れ合う他の行為に比べて、最上級の触れ合いと言えます。好きな人とするセックスは、相手の愛情を十分に感じ取ることのできる行為です。
③女性ホルモンが活発に分泌される
3つ目のメリットは、セックスをすることで女性ホルモンが活発に分泌されるということです。セックスをすることによって、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が活性化されます。その結果、肌に張りが出てきたり、小じわが目立たなくなったり、女性にはうれしいことが起こります。
また互いの肌と肌とが重なり合うことによって、皮膚炎や発疹など皮膚病の改善にもつながります。さらに、セックスは血液の流れを良くするなど運動と同じ効果を生み、発汗作用や肌の質を高める効果も期待できます。このように、セックスは美容にも効果的と言えます。
セックスが気持ち悪いと思う事は異常ではない
本記事では、セックスをしたくない女性の本音や、エッチを気持ち悪いと感じる原因や対処法について取り上げてきました。セックスが気持ち悪いと思うことに悩んでいる人は、紹介した5つの対処法を参考に改善を試みてください。
セックスが気持ち悪いと思うことは決して異常ではありません。しかし、好きな人と気持ちの良いセックスを味わえないことが気がかりであるならば、ぜひ一歩踏み出して、セックスへの捉え方を変える努力をしてみましょう。